日本人は世界一早漏になりやすい民族?その意外な理由とは

日本人は世界一早漏になりやすい民族?その意外な理由とは

私はかつて早漏に悩まされていました。悩みが悩みだけに友人にも相談しにくく、「私のほかに早漏で悩んでいる人はどの位いるんだろう?」という考えが当時は何度も頭をよぎりました。ひょっとしたら早漏なのは自分だけではないかと落ち込んでいたこともあります。

早漏が改善した現在では早漏の人の割合なんて考えることもなかったのですが、ふと思いだしたのでこれを期にどのくらいの男性が早漏で悩んでいるのか調べてみました。

調査を進めていくうちに日本人は外国人よりも早漏になりやすいという驚きの事実が明らかになりました。早漏の人の割合と共に、日本人が早漏になりやすい理由を紹介します。

日本人は早漏が多い

日本人は早漏が多い

日本人男性のおよそ50%は早漏だと言われており、Webサイトによっては60%と書いてあるところさえ見つかります。2人に1人が早漏だと考えるとかなり多く感じますよね。

では、日本人と比べて外国人の早漏男性はどのくらいいるのでしょうか?

外国人と日本人の比較

世界と比べた早漏割合

ABCニュースというアメリカの有名なニュースサイトでは、早漏で悩む男性は全世界で30%~40%いると発表しています。日本人のほうが10%~20%早漏である割合が多いようですが、世界的にも10人のうちおよそ3人か4人は早漏で悩んでいるようです。

外国人は早漏と無縁だろうと思っていた私としては、この記事を見つけてホッとしました。でも、日本人のほうが早漏で悩んでいる割合が多いのは事実。この差は一体どこから生じるのでしょうか。

日本人が早漏になりやすい理由

外国人と比べて日本人に早漏が多い理由を調べてみたところ、2つの大きな理由がわかりました。1つは遺伝的な理由でしたが、もう1つは海外で行っている風習が理由でした。まずは遺伝的な理由を見て行きましょう。

遺伝的になりやすい

遺伝的に早漏になりやすい

早漏に深く関係しているセロトニンと呼ばれるホルモンがあります。

セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、セロトニンが多いと前向きで幸せを感じやすく、少ないと不安や怒り・緊張などのネガティブな気持ちになりやすいと言われています。

セックスの時にセロトニンが少ないと、緊張状態・興奮状態になりやすく、その結果早く射精してしまう可能性がぐっと高くなります。日本人はセロトニンを分泌する量が少ないと言われており、その理由は日本人の遺伝子にあるようです。

日本人はセロトニン分泌量が少ない

セロトニンを作る遺伝子(セロトニン・トランスポーター)は、セロトニンの分泌が多いものと少ないものの2つがあり、遺伝の法則からセロトニンの分泌量の組み合わせは3通りに分かれます。

セロトニン分泌量による、早漏になってしまう可能性と日本人の中で占める割合は以下の通りです。

セロトニン分泌量(1996年の調査) 日本人の中で占める割合 早漏になる可能性
セロトニン分泌が多い男性 1.7%
セロトニン分泌がそれなりの男性 30.1%
セロトニン分泌が少ない男性 68.2%

※セロトニン・トランスポーターはセロトニンの分泌する量によってL(LONG)型とS(SHORT)型で表記されます。組み合わせに合わせて、セロトニン・トランスポーターLL,LS,SSと書きます。

このデータを見ると、日本人はセロトニンの分泌が少ない遺伝子を持っている可能性が高く、68.2%の人が生まれつき早漏になりやすいようです。

早漏になりやすい遺伝子をもつ人数は日本が1位

2009年に行われた大規模な調査では、早漏になりやすい遺伝子を1つでも持っている割合を調べており、世界1位が日本、2位は韓国、3位は中国とアジア文化圏が続きます。日本人だけでなくアジア系の人種は早漏になりやすいということがわかります。

早漏になりやすい遺伝子を持っている割合

1位.日本 80.25%

2位.韓国 79.45%

3位.中国 75.2%

比較.アメリカ 44.53%

最小.南アフリカ 27.79%

※なお、1996年と2009年の調査で数値に差がでた理由を調べてみましたが、納得できるデータは見つかりませんでした。

外国人は子供のころに〇〇している

外人は子供のころに〇〇している

外国人は包茎の人は少ないとなんとなく考えている人はいませんか?ちなみに私は思っていました。ですが、外国人のペニスが剥けているのにはきちんと理由があったようです。

実は外国では乳幼児のころにペニスの皮の一部を切除する割礼(かつれい)という風習があります。この割礼によって、外国人のペニスは若いころから剥けており、ペニスへの刺激に耐えられるようになるようです。アメリカでは、2018年現在でも男の子の55%~65%に割礼が行われているようです。

日本では割礼の風習が全くないので包茎になってしまい、ペニスへの刺激に慣れることができないで、その結果早漏になってしまうというわけです。

ちなみにwikipediaで包茎について調べると、
1966年に行った調査ではおおよそ、通常時には割礼されていない成人の50%において包皮が亀頭を完全に覆っており、42%は包皮が部分的に覆っており残りの8%において亀頭が完全に露出している」とあり、外国人の場合でも割礼をしない限りは9割以上の人が包茎であり、日本人と変わらず早漏になりやすいようです。

日本人男性の包茎割合は7割と言われていることを考えると、割礼をしなければ包茎人数は外国人のほうが多いんですね。日本人のほうが多いイメージがあったので私自身驚きました。

まとめ

日本人が早漏になりやすい原因に、遺伝子があったことに驚いたのではないでしょうか?遺伝子によって早漏になるということは治すことはできないのか、と不安になる方もいるかもしれませんが諦めないでください。

早漏はきちんと治すことができるんです。早漏について書いてある記事が他にもあるのでよければそちらも見てください。

早漏に関する参考記事はこちら