10代のころって一日何回抜いてましたか?私は馬鹿みたいに毎日2回も3回も抜いていた記憶があります。ですが、歳をとるにつれて1日1回になり、2日に1回になり、現在は週に1回~2回程度になっています。
実際、どのくらいの頻度で抜くのが丁度いいんでしょうか。
抜きすぎる悪影響はないのか、抜かない悪影響はないのか、考えたことはありませんか?
もし考えたことがなかったとしてもちょうどいい機会なので1度考えてみてください。
今回はちょっとバカだけど実は大事な射精回数による影響について見ていきます。
射精回数による影響
まずは理想的な射精回数から紹介します。「え?射精回数に理想とかあるの?」と不思議に思いませんでしたか。大丈夫、私も最初はそう思いました。
医学的に理想の射精回数があるので見ていきましょう。
理想的な射精回数とは?
結論から言うと医学的には射精は3日に1回が理想的だと言われています。
理由は3日程度で精巣の貯蔵量が満タンになるからです。ただ、歳をとるにしたがって精子の生成量が低下してくる上、若い方でも個人差があるのであくまで3日は目安として考えるといいと思います。
精巣が満タンなのに精子を体外に出さないと、精子がどんどん古くなってしまうので、3日に1回は放出することで新鮮で活発な精子に入れ替えるというわけです。
ただ、1日に3回~5回は射精したいというお盛んな方や、2週間に1回もしないで大丈夫という落ち着いた方もいると思います。しかしどちらも健康にいいとは言えません。なぜなら射精回数が多すぎても少なすぎても体に悪影響が出るからです。どんな悪影響があるのでしょうか?射精回数が多い場合と少ない場合それぞれについて見ていきましょう。
射精回数が多いことによる悪影響
- ハゲやすくなる
- 体臭が強くなる
- 体調不良
- 肌荒れ、ニキビなどが起こる
上記のような悪影響が出ます。それぞれ一つずつ見ていきましょう。
ハゲやすくなる
射精をするとき体外に精液が排出されます。精液にはたくさんの成分が含まれているため、射精にはたくさんの栄養素を消費します。
その中には亜鉛も含まれていますが、亜鉛は髪の毛の90%程度を占める「ケラチン」の生成に必要なため、亜鉛が不足すると髪の毛に悪影響が出ます。これが、射精をするとハゲやすくなると言われている原因です。他にも射精をすることで。悪玉男性ホルモンの「ジヒドロテストステロン」が増えると言われており、このホルモンもハゲに影響すると言われています。
体臭が強くなる
ジヒドロテストステロンが増えると体臭が臭くなると言われています。体臭への直接の関係はありませんが、ジヒドロテストステロンの増加によって皮脂が増えるため、体臭が強くなります。体臭が強くてお悩みの方は、射精の頻度を減らすことによって改善するかもしれませんよ。
体調不良
射精はかなりの体力を消費し、100mや200mの全力疾走並と言われています。正確なデータが見つからなかったので正しいかはわかりませんが、翌日に残る倦怠感などでなんとなく察することは出来ますね。1日何回もの射精をしている方は、栄養素の消費や体力消費による体調不良が起こることがありえますので、性欲が強いのもほどほどに抑えないといけませんよw
世界一の射精回数は、9時間で31回。
アメリカ人のマイケルさんと言う人が打ち立てた記録。
計算すると約17分に一回射精している。— 大人の教科書bot
人によってはこんな人もいますが一日何十回も射精したことによる死亡事故(テクノブレイク)は全世界で一年に数十件ありますので注意しましょう。
肌荒れ、ニキビなどが起こる
前述のように、射精にはたくさんの栄養素を消費します。消費した栄養素が補充されていない場合、ミネラル不足による肌荒れやニキビ、他にも気づいていないだけで様々なトラブルが出ている可能性があります。行為後はなるべく栄養素をしっかりとるようにしましょう。
射精回数が少ないことによる悪影響
- 性欲の減退
- 生殖機能の低下
- 前立腺の病気になりやすくなる
上記のような悪影響が出ます。それぞれ一つずつ見ていきましょう。
性欲の減退
3大性欲の1つと言われる性欲ですが、射精を長期間行わないと、射精しないのが当たり前になってしまいます。刺激がないことに慣れすぎてしまうと、いざセックスをするぞ!となったときに勃起しなかったり、それ以前にセックスしようという気持ちが少なくなってしまうことも。
この状態になると男として終わってしまいますよね!
オナニーの頻度を増やして性欲の減退を阻止しましょう!目指すはいくつになろうと生涯現役ですよ!
生殖機能の低下
運動していた人が加齢とともに運動しなくなり、筋肉がどんどん衰え太っていく姿を一度は見たことはあると思います。
このように人の体は使わなければ使わないほど衰えていきます。男性器も同じで射精をしなければしないほど衰えていき、ひどい場合はEDや射精障害になってしまうことも。
射精をしないと健康にいい部分も確かにありますが、男性器自体の機能低下につながるので、週1回は射精しておくことをオススメします。
前立腺の病気になりやすくなる
射精をしないと男性器が衰えていき、その結果病気になってしまう可能性が増加します。前立腺ガンなどの重い病気になる可能性があるため、できるだけ射精することをオススメします。
射精しなかった結果病気になったなんて誰にも言えませんよw
射精にまつわる迷信
男性ホルモンが増加するため体にいい
射精の前後で男性ホルモンの「テストステロン」が増加するというデータがあり、テストステロンが増えて体にいいという声があります。ただし、正直私は身体にいいというのは嘘だと思っています。理由は、射精後5分で男性ホルモンは通常の数値に戻るため、一時的にテストステロンが増加してもはたしてどこまで体にいいのか…、
射精回数が多いと不妊につながる
射精しすぎると精子の濃さや量が減って不妊になるという噂があります。
ただしこれは全くの迷信で、射精回数によって精子の生成量に影響があるわけではありません。射精をしすぎて一時的に精子量の減少はありえますが、日にちが経てば精子の量は増えるので不妊に影響は全くないと言い切ることができます。
ただし、一時的な精子の減少によって妊娠しづらくなる可能性はあるので、妊活をしている場合はオナニーは控えめにしましょう。
まとめ
ここまで読んでくれたみなさんなら、3日に1回の射精が理想で、多すぎても少なぎても身体に悪影響があることはご理解頂けたと思います。
もし、射精回数が多い方は性欲をコントロールすれば問題ありませんが、射精回数が少ない方はEDの可能性がありますので「EDって病気なの? 放置しても大丈夫?」の記事をご参照ください。